タイ転職・生活のよくある質問(Q&A)

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

タイでの就職・転職活動や現地での暮らしについて、タイスカウトによく寄せられるご質問と回答をまとめました。仕事探しの基礎知識から、ビザ・ワークパミットの手続き、バンコクでの生活まで網羅しています。

※これからタイへ渡航・就職される方の参考となれば幸いです。

01

タイ生活/転職の基本情報

どんな国?働く魅力は? 日系企業数・給与相場・治安・気候まで、タイで働く前に知っておきたい基礎知識。

Q

海外での就労経験はないですが、大丈夫?

A

タイの日系企業数は6,083社(2024年8月〜12月のJETRO調査)で東南アジアNo.1。親日的で文化的にも馴染みやすく、初めての海外転職先としておすすめです。生活コストも抑えられ、家族での移住も現実的です。

海外での就労経験がない方でも勤務可能なため、初めての海外就職でタイを選ぶ日本人も多くいます。特に製造業・サービス業界・観光業などで日本人の需要が高く、業界未経験でも挑戦しやすい環境です。

Q

タイで働くための学歴条件などは?

A

基本的には4年制大学を卒業している必要がありますが、一部企業では短大卒でも採用されるケースはあるようです。

また、タイではベトナムのように「実務経験3年以上」などの制限がないため、新卒〜第二新卒の方でもタイでの就労に挑戦できます(ただし実情としては、採用企業側の意向として、基本的なビジネスマナー等がない社会人経験0の新卒者が採用されるケースは殆どないようです)。

Q

タイのビザ取得条件は厳しい?

A

大卒要件はあるものの、タイの就労ビザは東南アジアの中では比較的取得しやすいのが特徴です。学歴や経験年数などの条件は企業によって異なるため、内定後に企業の人事担当者としっかり確認しましょう。

Q

タイではどんな職種や業種の求人が多い?

A

タイでは製造業が特に盛んで、自動車関連企業やその周辺の商社、部品メーカーなどが多数進出しています。職種別では営業職が最も求人数が多く、工場系(製造・品質管理など)、ITエンジニア、サービス業の求人も増加傾向です。

エリアによっても特徴が異なります。

  • バンコクタイ経済の中心地。大手企業や日系企業のオフィスが集まり、観光客も多いためホテル・飲食業界でも日本人スタッフの需要が高い。
  • チェンマイ自然豊かで観光業が盛ん。リモートワークをするフリーランスやクリエイターにも人気。
  • プーケット・パタヤ観光業やホスピタリティ関連の求人が多いエリア。
Q

語学力はどれくらい必要?TOEICは必須?

A

英語(もしくはタイ語)ができるとタイ人社員とのコミュニケーションが円滑になり業務をスムーズに進められることから、日常会話レベル以上の英語力を求められることが多いです。TOEICの点数そのものより、実用的なコミュニケーション力が重要視されます。

ちなみにタイ語ができると希少価値が高く、転職市場で非常に有利です。

Q

全く日本語しか話せないですが、大丈夫?

A

タイには日系企業も在タイ日本人も多く、日本語のみで完結する仕事もあり、語学不問で応募できる求人もあります。ただタイで働く以上、英語やタイ語を積極的に学ぶ姿勢があると、タイ生活をより充実させられるでしょう。

Q

タイはどんな国?

A

タイは東南アジアの中心に位置する国で、約7,000万人の人口を抱えています。仏教が国教であり、穏やかな文化やホスピタリティで知られています。「微笑みの国」と言われるほど人情溢れる心豊かな人も多く、笑顔で接してくれます。

Q

タイで働くと給与はどのくらいもらえるの?

A

エリア、業種/職種、雇用形態等々によって異なることは当然ですが、外国人の最低賃金が月給5万THB(約21万円)以上と決められています。

ただしコールセンターなど一部のBOI(タイ国投資委員会)認可済み企業では、月給3万THBからの採用が許可されています。

Q

職種や経験によるリアルな給与相場を教えて。

A

ざっくりとした相場イメージは次のとおりです。

  • 若手・未経験者(営業、営業アシスタント など)月給 5万〜7万THB
  • 経験者(営業、製造管理、ITエンジニア など)月給 7万〜10万THB
  • 管理職・専門技術者職月給 10万THB以上

語学力が加わるとさらに給与がアップする傾向があり、英語がビジネスレベルなら+1万THB、タイ語もできればさらに希少価値が上がって+1万〜2万THB程度アップします。

Q

手取り額はどのくらいになるの?

A

手取り額は月給から「社会保険料」と「所得税」を引いた額で計算されます。

  • 月給 50,000 THB の場合手取り額は約 47,500 THB
  • 月給 80,000 THB の場合手取り額は約 73,150 THB

所得税はタイの税務当局である歳入局(The Revenue Department)が公開している個人所得税率と控除額に基づいています。社会保険料については、タイの社会保険事務所(Social Security Office)が定める料率に基づいています。

Q

タイでの日系企業数の推移について教えて

A

現在は約6,000社程と推定されています。タイの日系企業数は過去10年で変動があり、2010年代前半は製造業(自動車・電機関連など)を中心に急増し、一時は7,000社に達したものの、2018年以降は新規進出のペースが緩やかになりました。

コロナ禍で一時停滞・微減したものの、2022年以降は回復基調にあり、近年はサービス業(小売、飲食、IT)の企業も増えています。

Q

タイには日本人がどの位の数、住んでいるの?

A

外務省「海外在留邦人数調査統計」では、2023年10月時点でタイの在留邦人(長期滞在者)は72,308人と発表されています。

Q

タイは親日国?

A

親日といえるでしょう。第二次世界大戦後は積極的な経済協力を通じて両国の関係が修復され、友好的な関係を築いてきました。日本の技術援助やインフラ整備への貢献は、タイの産業発展に大きな影響を与えています。

また、日本製品や日本文化への憧れも強く、アニメ、漫画、音楽、ファッションなどがタイの若者を中心に広く受け入れられています。日本はタイの経済復興と発展にも協力しており、ODA(政府開発援助)などの支援も積極的に提供してきました。

Q

タイの公用語は?英語は通じる?

A

タイの公用語はタイ語です。バンコクでは観光地や高級ショッピングモール、国際企業などで基本的な英語が通じますが、市場や地元の食堂、タクシー運転手などとのコミュニケーションは難しいでしょう。特に地方に行くと英語を話せる人はさらに少なくなります。

日常生活を快適に過ごすためには、挨拶や数字、基本的な買い物フレーズなど、最低限のタイ語を覚えておくと便利です。スマホの翻訳アプリも役立つでしょう。

Q

タイの治安って良いの?

A

タイの治安は東南アジアの中では比較的良好です。バンコクでは観光客向けのスリや置き引き、ぼったくりタクシーなどの軽犯罪が主で、凶悪犯罪に巻き込まれる確率は低いです。

アパートやコンドミニアムは警備員がいる物件が多く、住居内の安全は確保されています。基本的な防犯意識を持っていれば、バンコクでの生活は十分安全に楽しめます。

Q

タイの祝日はどのくらいあるの?

A

日本と同程度か1〜2日多い程度で、2025年は土日以外の祝日が23日程ありました。

Q

タイの気候について、雨季や乾季の過ごし方で気をつけることはある?

A

タイの気候は大きく3つに分かれます。

  • 乾季(11月〜2月)湿度が低く、気温も25〜30度くらいで過ごしやすい時期。観光にも最適で、ビアガーデンがオープンしたりイベントも多いです。
  • 暑季(3月〜5月)一年で最も暑い時期で、気温が40度近くになることも。日中の外出は熱中症に注意が必要です。4月には有名な水かけ祭り「ソンクラン」があります。
  • 雨季(6月〜10月)ほぼ毎日、午後に「スコール」と呼ばれる激しい雨が1〜2時間降ります。折りたたみ傘は必須ですが、ビニール傘は風ですぐ壊れるでしょう。道路が冠水して大渋滞することもあるので、余裕を持って移動しましょう。
Q

タイの大気汚染って大丈夫?

A

東南アジアの先進都市の中では比較的酷くはありませんが、バンコクの大気汚染は特に乾季(12月〜4月頃)に危険レベルに達することがあります。PM2.5の数値が日本の4倍以上になる日も珍しくなく、健康への影響が懸念されます。

原因は自動車の排気ガス、工場からの排煙、周辺国や地方での野焼きなど複合的です。

02

タイ転職活動ノウハウ

転職しやすい時期・方法は? 応募のタイミング、面接対策、英文レジュメ、給与交渉まで実践ノウハウ。

Q

人材紹介会社を利用するメリットは?

A

人材紹介会社は業界や転職市場に詳しく、あなたのキャリアプランに合った求人情報を提案してくれます。採用企業とあなた両方の気持ちを汲み取りながら、転職をサポートしてくれることでしょう。

キャリアコンサルタントによっては、「今は転職すべきでない」と率直にアドバイスされることもあります。

Q

人材紹介会社ではなく、直接企業の案件に応募するメリットは?

A

企業と直接やり取りできるため、情報の正確性やコミュニケーションの円滑さが期待できます。また、採用する企業としては採用手数料などのコストが人材会社を利用するより抑えられるため、採用の意思決定がしやすくなる場合もあるようです。

Q

面接はどのような流れで行うのか教えて

A

各社次第となりますが、一回目の面接はオンライン面接が多いようです。面接ツールとしてZoom、Google Meet、Microsoft Teamsが使用されるケースが多いです。面接直前に慌てることがないよう、事前にツールが使えるか確認しておきましょう。

Q

面接で重視されるポイントについて教えて

A

「なぜタイなのか」を答えられるようにしておきましょう。「海外で働きたい」という漠然とした理由だけでは通用しないでしょう。タイで働きたい具体的な理由や、明確なビジョンを持っていることが重要です。

長期的なキャリアビジョンを持ち、どのように活躍したいかを面接で上手に表現することが求められます。一人で考えるのが大変だと感じたら、ぜひプロのキャリアコンサルタントに相談してみるといいでしょう。

Q

英文レジュメは必要ですか?日本の職務経歴書との違いは?

A

日本語のみで就職できるような企業では英文レジュメは基本的に不要です。ただ英語を活かしてグローバルな会社で働きたい方は、日本語と英語両方のレジュメを用意しておくのがベストです。日系企業でも、タイ人の人事担当者や上司が目を通すことがあるからです。

日本の職務経歴書と違って、英文レジュメ(CV)はA4で1〜2枚に簡潔にまとめるのが基本です。職務内容は箇条書きで、具体的に「何を達成したか(Achieved)」等、数字を交えて書くとアピール力が高まります。

Q

ハイキャリア向けの求人情報をどこで見つけられる?

A

タイスカウトでは高年収の案件や非公開求人も多く取り扱っています。また、あなたに合った求人をヘッドハンターから提案してもらうこともできます。ぜひ会員登録してチェックしてみてください。

Q

タイでの面接時に注意すべきポイントは?

A

清潔感のある服装、時間厳守を心がけましょう。「タイでは時間にルーズだから」と考えがちの日本人もいるようですが、敢えてタイで日本人を採用する企業からは、日本人としての時間厳守・マナー・丁寧な仕事を求められることが常です。

オンラインの場合は2時間の時差に気を付けつつ、事前にオンラインツールが問題なく使えるか確認しておきましょう。

Q

面接での逆質問の仕方について教えて

A

面接における逆質問は、あなたの意欲や理解度を示す重要な機会です。バンコクで働く日本人向けには、次のような質問がおすすめです。

  • 組織・働き方タイ人スタッフとのコミュニケーション方法
  • 本社との関係日本本社との連携体制
  • 裁量の範囲現地での意思決定権の範囲

質問する際は、調査不足と思われないよう、会社のウェブサイトで確認できる基本情報については避け、実務に直結する内容を選ぶと好印象を与えられるでしょう。

Q

面接は英語で行われる?日本語だけではダメ?

A

日系企業においては、基本的には日本語での面接となります。外資系やローカル企業では英語で行われるケースも多いです。

Q

内定から入社までの流れについて教えて

A

オファーを受けた後は、大体1週間以内にそのオファーを承諾するか否かをご回答いただくケースが多いでしょう。内定承諾後は、ビザ及び労働許可証の手続きを経てご入社いただきます。

ご入社までの期間はビザの発給状況にもよりますが、内定承諾後およそ1〜4ヶ月程度となります。

Q

求人企業へ応募する時期の目安を教えて

A

条件の良い求人に出会うためにも、早めの情報収集や行動をおすすめしています。日本や海外からタイへ渡航して転職する場合は4ヶ月〜半年前からの応募をお勧めしています。

海外勤務の場合は選考期間が長引くこともあれば、渡航準備も時間がかかりますので、ぜひ早めにタイスカウトに登録して情報収集してください。

Q

給与交渉はしてもいい?タイミングと伝え方のコツは?

A

海外転職では給与交渉は一般的なため、問題ございません。タイミングは、内定が出て、企業から給与額が提示された後がベストです。

ただし選考過程で企業より希望給与について直接聞かれた時は、率直な考えをお話したほうがいいでしょう。希望給与を伝える際は、現給与や他社からの提示条件などもセットでお伝えできれば、より理解されやすいでしょう。

03

タイへの渡航準備・手続き

労働許可書(ワークパミット)はどう取る? 住民票や税金など、出国前に済ませておきたい手続き。

Q

採用が決定した後の渡航準備は?

A

タイへの転職が決まったら、渡航に向けて準備をしましょう。労働許可書の手配、住居の確保、便利アプリの導入、準備のスケジュール作り、荷づくり、文化と言語の学習などが必要です。他、一部の会社では健康診断が求められるかもしれません。

全ての準備を整え、タイでの新生活を無事にスタートさせるために、計画的かつ着実に進めるようにしましょう。

Q

労働許可書(ワークパミット)を取得するためには?

A

一般的に、次の4点の提出が求められます。

  • 014年制大学卒業以上の学歴証明書
  • 02パスポート(残存期間6ヶ月以上)
  • 03無犯罪証明書
  • 04健康診断書

詳しくは採用企業のアドバイスや、転職サポートをしてくれている人材紹介会社などに聞いて準備するといいでしょう。

Q

日本の住民票や国民健康保険はどうすればいい?

A

1年以上の長期滞在の場合、市役所に海外転出届を出し、住民票を抜いて非居住者になる必要があります。これにより、自動的に国民健康保険からも脱退します。

Q

日本の住民税について教えて

A

1月1日時点で住民票がない場合、その年の住民税は6月1日以降免除されます。年末年始の渡航が計画されているなら、1月1日を跨がず年末に渡航すれば若干の節税には繋がるかもしれません。

04

タイ生活の疑問

押さえておきたいポイントは? 住むエリア、交通事情、子育てまで、現地のリアルな暮らし。

Q

バンコクやその他の都市での生活の違いは?

A

首都バンコクは経済の中心地で、モダンな都市生活を楽しむことができます。バンコク郊外のサムットプラカーンやアユタヤ南部の工場で働く人はバンコクから車で1時間程で着くため、バンコクに住みながら出勤することもあります。

チョンブリーやラヨーンにも工場は多く、現地の生活を堪能できます。その他、北部のチェンマイは自然豊かな環境で落ち着いた生活ができ、南部のプーケットやパタヤなどはリゾート地として観光業が発展しており、日本人の旅行先としても人気です。

Q

タイの日本人街はどこにある?

A

主に首都バンコクにあります。バンコクには日本人が多く住み、仕事や生活に便利なエリアがいくつかあり、特に有名なのが「スクンビットエリア」です。

その他、バンコクから車で約1.5〜2時間、チョンブリー県にある工業都市「シラチャ(Sriracha)」も日系工場が多く、日本食レストラン、日本人向けの病院や日本人学校など生活環境が整っており、多くの日本人家族が住んでいますが、スクンビットエリアほどの規模ではありません。

Q

バンコクの日本人街・スクンビットエリアについて詳しく教えて

A

バンコクで日本人が多く暮らすエリアといえば、スクンビット通り沿いのプロンポン・トンロー・エカマイ地区です。

  • プロンポンBTSプロンポン駅周辺を中心に、日本食レストランや日系スーパー、クリニック、美容室、塾が集まり、幼稚園や習い事教室も豊富。日本語の掲示板やフリーペーパーも多く、エンポリアムやエムクオーティエといった高級ショッピングモールも立地し、生活の利便性が抜群。
  • トンローおしゃれなカフェやバー、日本人オーナーの飲食店が多く、若い駐在員やファミリーに人気。
  • エカマイ日本人向けの飲食店やスーパー、学習塾、インターナショナルスクールが点在。家賃や生活費がやや抑えめなのも魅力。
Q

タイの交通事情について教えて

A

バンコクの交通事情は「便利だが混雑」が特徴です。都市部では公共交通機関が発達していますが、ラッシュ時は極めて混雑します。

  • BTS・MRT(都市鉄道)都心を網羅し、渋滞を回避できる最適な移動手段。料金は距離に応じて16〜59バーツ程度。朝7:00〜9:00と夕方17:00〜19:00は車内が非常に混雑します。
  • タクシーメーター制で初乗り35バーツから。便利ですが、ラッシュ時は乗車拒否や遠回りなどのトラブルも。配車アプリ「Grab」を使えば安心です。
  • バイクタクシー渋滞時に重宝する移動手段。短距離なら20〜100バーツ程度。スピードが出るため安全面には注意が必要です。
  • 路線バス市内を網羅し7〜24バーツと格安ですが、路線が複雑で冷房のない車両もあります。
  • 自家用車渋滞と駐車場不足が深刻で、初心者には推奨できません。都心部では公共交通機関の活用が賢明です。
Q

タイで子育てはしやすい?

A

街中の皆が子どもに優しいです。高級な飲食店でも、子どもが騒いだからといって冷たい目線を感じることはありません。

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