「まさか、こんなに早く決まるとは思ってもいませんでした」
そう語るのは、転職支援サービス「タイスカウト」を利用し、タイでの新たなキャリアをスタートさせた篠原さん。
大学時代の何気ないタイ旅行が人生を変えるきっかけとなり、タイ語学習を通じて出会った奥様と共に、30歳という節目でタイへの移住を決意。実家の洋服店(自営業)からBtoBの法人営業へという大きなキャリアチェンジにもかかわらず、タイスカウト登録から内定までにかかった期間は、なんとわずか2週間。
この記事では、タイスカウトの転職インタビュー第一弾として、篠原さんが実現した驚きのスピード転職の裏側、そして「バンコクのマスオさん」と笑うユニークでリアルなタイでの暮らしに迫ります。
「語学力に自信がないけど、海外で働ける?」
「未経験の職種でも挑戦できる?」
「現地の生活に馴染めるか不安…」
そんな思いを抱えるあなたにとって、篠原さんのストーリーは、一歩踏み出すための大きな勇気とヒントを与えてくれるはずです。
ワークライフバランスの理想郷?個を尊重する働き方

篠原さんが現在働くのは、横浜に本社を置く創業100年以上の老舗印刷会社Y社。駐在員はおらず、現地採用の日本人社員とタイ人スタッフが中心となって活躍する、フラットで風通しの良い社風が特徴です。

「入社して驚いたのは、働き方の自由度の高さとオンオフのメリハリです。タイムカードはなく、定時になると残っている人は誰もいません。むしろ『早く帰りなよ!』と電気が消されるくらい(笑)。個人の裁量に任され、やるべきことをやれば時間や場所は問われない。残業をするのは時間内に業務を終わらせられなかった自分の効率が悪いだけ、という考え方が浸透しているので、このスタイルが自分には合っていると感じました」
求人票には「土曜は隔週出勤」とあったものの、入社すると営業職は完全週休2日とのこと。交通費やガソリン代、携帯代も支給され、家賃補助、一時帰国の際の渡航費手当も有り。
更に試用期間が終われば社用車まで与えられるというのです。

「入社前に想像していたよりも、良いギャップばかりでした。温かく迎え入れてくれる仲間にも恵まれ、毎日楽しく働けています」
転職活動の全記録:常識を覆すスピード転職の裏側

華々しいキャリアチェンジを遂げた篠原さんですが、転職活動を始めた当初は不安でいっぱいだったと振り返ります。

「僕の経歴は、新卒で入社したコールセンターを8ヶ月で退職し、その後は実家の洋服店(BtoC)を手伝っていたというもの。BtoBの法人営業は全くの未経験でしたから、『長期戦は覚悟の上で、まずは市場の反応を見てみよう』くらいの気持ちでタイスカウトに登録したんです」
しかし、その予想は良い意味で大きく裏切られます。彼の転職活動の軌跡は、まさに電光石火でした。
①2025年7月5日
タイ専門の転職エージェント「タイスカウト」に会員登録。
↓
②約2週間後(7月20日頃):
複数のスカウトの中から後にY社(入社先)の選考に進み、内定を獲得!
↓
③2025年10月3日入社:
ビザなどの手続きを経て、バンコクでの勤務をスタート。
この驚異的なスピード転職の裏には、転職エージェント(QHR Recruitment社・餘田氏)の的確なサポートがありました。

「餘田さんから『篠原さんのご経歴や人柄を考えると、未経験からBtoBに挑戦するには、まずY社(入社先となる老舗日系印刷会社)のような温かい社風の会社が合っていると思います』とアドバイスをいただいたんです。面接でお会いした方々の人柄も素晴らしく、『この人たちと一緒に働きたい』と直感的に感じました。企業ブランドや規模だけでなく、この“フィーリング”を信じたのが良かったんだと思います」
タイで求められる言語スキルとは?3ヶ国語のリアルな使い分けと学習の軌跡

タイでは語学不問(日本語のみ可)の仕事もありますが、篠原さんの職場では、日本語、英語、タイ語の3つの言語が日常的に飛び交っています。
まさにグローバルな環境で、彼は言語のスイッチを巧みに切り替えながら業務をこなしています。
日本語: 日本人顧客との商談、日本人上司への報告・相談。
英語: 社内の公用語。タイ人スタッフとの公式な会議やメールでのやり取り。
タイ語: タイ人スタッフとのより深いコミュニケーション、雑談、日常生活。

「会社では基本的に英語が公用語ですが、タイ語ができるとコミュニケーションの質が劇的に変わります。設計の細かいニュアンスを伝えたい時や、相手の本音を引き出したい時、ちょっとした冗談で場を和ませたい時、タイ語は本当に強力な武器になります」
タイ語学習の軌跡:大学時代の旅行が人生を変えた

篠原さんのタイ語学習の原点は、大学時代の何気ない旅行でした。

「大学時代に友人から東南アジア一人旅を勧められ、初めて訪れた国がタイだったんです。その時、タイの文化や人々の温かい笑顔に完全に魅了されてしまって。『この人たちともっと話したい!』と思い、帰国後すぐにタイ語の先生を探していたところ、ある友人が紹介してくれたんです」
その友人の紹介で知り合ったタイ語の先生が、現在の奥様でした。お互いの言語を教え合いながら愛を育み、その過程で培われた語学力が、今の仕事に直結しているのですから、人生とは不思議なものです。
タイで働くために本当に必要な言語レベルとは?


「タイで働くなら、英語は話せたほうがいいです。そして、仕事内容にもよりますが、タイ語もできれば強力なアドバンテージになります。完璧じゃなくてもいい、自分の意見を伝えられるくらいのレベルは目指した方がいいですね」
篠原さんは、尊敬する上司のように責任ある仕事を任される存在になるためには、現地の言語を深く理解し、現地スタッフとも上手くコミュニケーションをとれることが不可欠だと、強く感じています。

現地にいる日本人上司や先輩が流暢なタイ語でタイ人スタッフとコミュニケーションをとる姿に憧れ、それが自分の目標にもなっています。そんな方々と一緒に働けることが嬉しく、学びや成長の毎日でとても有意義に感じております。
タイ語は現地に溶け込む最強の武器。「バンコクのマスオさん」ライフ

篠原さんのユニークさは、キャリアだけでなくプライベートにも。タイ人の奥様との出会いは、なんと日本で、元タイ語の先生だったとのこと。大学時代の友人の紹介で知り合ったそうです。
現在は、バンコク郊外にある奥様のご実家に同居し、そこから毎日1時間かけて都心のオフィスへ通勤しています。その暮らしぶりから、篠原さんは自らを「バンコクのマスオさん」と称している。

「初めて日本人の上司や同僚に挨拶した時、自己紹介の掴みとして『バンコクのマスオさん』と言ってみたのがきっかけです(笑)。でも、住む場所があるという安心感は大きいですし、義理の両親が毎日美味しいタイ料理を作ってくれて、息子の面倒を見てくれるので本当にありがたいですね」
そんな篠原さんがタイで働く上で大切だと語るのが、タイ語でのコミュニケーションです。

「職場の公用語は英語ですが、少しでもタイ語が話せると、同僚との距離が一気に縮まります。仕事の話だけでなく、『奥さん怒ってない?早く帰りなよ!』なんてプライベートな会話でいじられたり(笑)。こうした日々のやり取りが信頼関係に繋がりますし、何より仕事が楽しくなります。タイで本気で働きたいなら、タイ語の学習は絶対にプラスになります」
タイ転職を成功させたいあなたへ。篠原さんからの3つのメッセージ

“成功”の定義はさておき、「タイ転職して本当に良かった」「会社(職場)が好き」「仕事が楽しい」という篠原さんに、これからタイでのキャリアを目指す方々へ、何かアドバイスを求めたところ、以下の3つをいただきました。
1. 企業選びは「フィーリング」を大切に
「会社の規模や知名度も大事ですが、最終的には『誰と働くか』です。
面接は、自分が会社から見られる場であると同時に、自分が会社を見る場。
オンラインでも対面でも、『この人たちと一緒に働く自分』を想像して、心がワクワクするかどうかを大切にしてください」
2.現地の文化を楽しむマインドを持つ
「日本での常識が、タイでは通用しないことも多々あります。
特に最初は交通ルールの違いにイライラ、モヤモヤすることがありましたが、『郷に入っては郷に従え』の精神で、その違い自体を理解し楽しんでしまうこと。
文化の違いを学び、尊重する姿勢が、海外生活を豊かにする秘訣です」
3.何よりも「仕事を楽しむ」こと
「給料や待遇はもちろん重要ですが、それだけで海外生活を乗り切るのは難しい。どんな状況でも『この仕事が楽しい』と思えるかどうか。それが、困難を乗り越え、キャリアを築いていく上での一番の原動力になるはずです」
家族との時間を大切にしながら、自分らしい自由な働き方を実現し、未経験の分野で着実にキャリアを築いている篠原さん。
彼のストーリーは、タイ転職が持つ無限の可能性を私たちに示してくれます。
あなたも「タイスカウト」で新たなキャリアの扉を開いてみませんか?



