バンコクでラーメン、それも日本で食べるような本格的なラーメンを楽しみたいと思っていませんか?
毎週末は家族でラーメンを必ず食べに行くほどラーメン大好き!!
タイ在住5年目の筆者が、バンコクで食べられる絶品ラーメン情報をご紹介します。
実はバンコク、日本各地の有名店が多く進出しているんです!
日本さながらの本格ラーメンを提供するお店も数多く存在します。
しかもスクンビットエリアに集中しているのでアクセスがしやすい!
日本食が恋しくなった駐在員の方も、タイ観光中の方も、この記事を参考にバンコクでラーメン巡りを楽しんでみてください。
バンコクのラーメン事情 – 急成長する日本食マーケット

タニヤの日本街(筆者撮影)
バンコクでは近年、日本食レストランが急増しています。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査によれば、バンコク都内だけでも日本食レストランは5,000店舗を超え、その中でもラーメン専門店は約700店舗以上あると言われています。
日本食の人気はタイ人の間でも非常に高く、特に若い世代を中心にラーメンは「トレンディで映える食べ物」「ステイタスを示す食べ物」として認識されています。
バンコクのラーメン店の特徴は、日本のチェーン店の進出が目立つことです。
一風堂、ばんから、山頭火など、日本でもおなじみのブランドが続々とバンコクに出店しています。また現地で独自に展開する日本人やタイ人経営のラーメン店も増加傾向にあります。
値段は日本と比べると高めで、一杯300~500バーツ(約1,200~2,000円)程度が相場です。しかし、使用する食材や調味料の多くを日本から輸入しているため、本場の味を再現するにはこのような価格設定になっています。
タイ人の口に合わせたローカライズも見られ、辛さを調整できるラーメンや、トムヤムクンの味付けをしたユニークなラーメンなども登場しています。
バンコク市内の種類別おすすめラーメン店
醤油・塩・味噌・担々麺など
MENSHO TOKYO

プロンポン店(筆者撮影)
ラーメンWalkerで全国1位も獲得したラーメンクリエイターの庄野智治氏が手掛ける「MENSYO TOKYO」!
バンコクトップレストラン50で唯一ラーメン店として選ばれたことも!
いつもタイ人や欧米系のお客さんで賑わっています。

筆者は醤油が好きです(筆者撮影)
Signatureは鶏白湯。
醤油・塩の他にもロブスターや和牛、ビーガン担々麺、油そば、つけ麺と様々なラーメンを楽しめます。

白トリュフ 納豆油そば(筆者撮影)
おすすめ:Signature鶏白湯(560バーツ)
Rock Men 六九麺

筆者撮影
オープン当初(2021年)1日69杯限定で話題だった「六九麺」
バンコクで有名な麺ターテイナーのSHIN氏が店舗立ち上げに尽力し(卒業)、現在は闘うラーメンマン(現役の総合格闘家)藤沢彰博氏がカウンターで美味しいラーメンを提供しています。
六九麺は素材にこだわったあっさりシンプルな淡麗系の透き通ったスープが特徴。
今もたくさんのお客さんが並んでまで食べたいと思う人気店です。

醤油らぁめん(筆者撮影)
おすすめ: トッピング全部のせ ALL STARお醤油らぁめん(350バーツ)
TOMOFUKU RAMEN

筆者撮影
BTSアソークとBTSナナ駅のちょうど真ん中らへんにある穴場ラーメン屋さん「TOMOFUKU RAMEN」
スープは塩・醤油・海老から選び+で麻辣オイル、たまご等トッピングができます。
ウニや和牛など高級トッピングも!

海老味噌麻辣麺(筆者撮影)
麻辣オイルは辛すぎず海老の濃厚さを邪魔しないのがいい。
バンコクでも最近よく見かける昆布水つけめんもおいしいです。
麵屋 一燈

筆者撮影
日本の食べログで1位!東京都葛飾区の人気店、「麺屋一燈」
お昼時はたくさんのタイ人のお客さんが並んでいます。
濃厚な鶏白湯×魚介の濃厚つけ麺や特製醤油そばが人気!

引用元:麺屋一燈 公式Instagramより
住所: Gayson Village 3階(プルンチット)
ENISHI

筆者撮影
神戸の担々麺専門店「ENISHI」がバンコクにオープン!
日本でミシュランビブグルマンを取った汁なし担々麺がバンコクでも食べられます。

汁なし担々麺(筆者撮影)
汁なし担々麺のトッピングは
・肉ミンチ
・カシューナッツ
・玉ねぎ
・漬け物
など具だくさんで食感もいい!
卓上には煮干し酢、オレンジ酢など数種類のお酢があるので味変も楽しめます!
ゆずがトッピングされていてさっぱりと食べられるジャパニーズだしヌードルもおすすめ。
BTSプルンチット駅から直結のオフィスビルにお店があります。暑い日も雨の日もアクセス◎
Japanese Soba Noodles 蔦

筆者撮影
2016年にラーメン店で史上初!ミシュランの星を獲得した「Japanese Soba Noodles 蔦」
私も日本在住時に2時間程並んで食べたことのある超有名店です。

特製蟹チャーシュー麺(筆者撮影)
蔦のラーメンのトッピングってバルサミコとかトリュフとかおしゃれなんですよね。
バンコクで再会し、とてもうれしかった記憶。しかも日本ほど並ばずに食べられるのが嬉しい!!
ラーメン 階杉

筆者撮影
2024年8月にオープンした「階杉」は、山口県岩国市発のラーメン店。
担々麺、味噌、しょうゆ、つけ麺、いろいろな種類が楽しめます!
店内も広く(テーブル・カウンター席)、お子様ラーメンもあるので家族でも行きやすいのもうれしい。

トッピングが選べる担々麺(筆者撮影)
夜は雰囲気が変わり、元ミシュラン店シェフの創作料理のミニコースが楽しむことができ
〆はもちろんラーメン!
豚骨
一風堂

引用元:一風堂 公式Instagramより
福岡・博多の有名店「一風堂」
2014年にタイに進出し、現在バンコクを中心に23店舗あります。
ショッピングセンターやデパートに入っているイメージで、
タイ人の中で豚骨ラーメン=一風堂 なんじゃないかな?というくらい根強い人気店です!

赤丸スペシャル 引用元:一風堂 公式Instagramより
正統派豚骨の白丸・少し辛みの加わった赤丸が定番!
日本にもある辛もやし(無料)ももちろんあります。
タイの一風堂は店舗も広いところが多く、家族でゆっくり楽しめるラーメン店です。
らーめん山頭火

筆者撮影
1988年 北海道・旭川で発祥した「らーめん山頭火」は2013年にタイに初出店。
塩味ベースの豚骨ラーメンを主力とし、今は豚骨ラーメンの草分け的存在です。

引用元:山頭火 公式Instagramより
看板メニュー:特選とろ肉ラーメン(250B)
東京豚骨ラーメン ばんから
1998年 誕生の「東京豚骨ラーメン ばんから」は2008年」にタイ初出店。
日本同様に2本柱である「豚骨醤油」と「とんこつ」をバンコクでも味わうことができます。
濃い味が好きなタイ人にも大人気!

筆者撮影
幸ちゃんラーメン

筆者撮影
「幸ちゃんらーめん」は2024年7月オープン。
「博多一幸舎」創業者の吉村幸助氏が幼少期に初めて食べたラーメンを思い起こし、昔懐かしいシンプルな町のラーメンを再現した博多ラーメン専門店です。

引用元:幸ちゃんラーメン 公式Instagramより
豚骨の味がしっかりしているのに、重くないさっぱりしたスープが特徴!
青龍ラーメン
バンコクの吞兵衛たちには深夜3時までやっているのがありがたい!
久留米とんこつ「青龍ラーメン」

引用元:青龍ラーメン 公式Facebookより
こってりではなくあっさり系の豚骨スープ。
毎月1・16日(11:00-20:00)はラーメンが100バーツで食べれるお得なPromotionも!
2階の店舗ではお好み焼きやもんじゃ焼きも食べられます。
博多 うま馬
「博多 うま馬」は昭和28年創業のとんこつラーメン居酒屋。

引用元:うま馬 公式Instagramより
戦前に博多で初めて誕生したラーメン店「三馬路」の味を受け継ぐお店です。
ラーメン以外にも居酒屋メニューが豊富!
つけ麺
大勝軒

引用元:大勝軒 公式Instagramより
東京・東池袋のつけ麺発祥の名店「大勝軒」の味もバンコクで楽しめる!
TSUKEMEN フジヤマゴーゴー

筆者撮影
魚介濃厚つけ麺や台湾まぜそばが人気の愛知県発のお店「フジヤマゴーゴー」

筆者撮影
机にはIHヒーターがあるので、スープが冷めたら温めなおせます!
温かいスープで食べられるのが嬉しい!
つけ麺専門店 きり

筆者撮影
2023年1月にオープンしたタイ人に大人気の鶴うどん系列の「つけ麺専門店きり」
なんと日本で修行したタイ人シェフのお店!
海外にありがちななんちゃってではなく、本格的なつけ麺が食べられるお店です。

筆者撮影
熱い石鍋に入ってくる濃厚魚介系スープ、コシの強い麺。
ゆず塩つけ麺もゆずの香りがよく、おいしかったです!
周月

引用元:周月 公式Instagramより
自家製麺と酸味のあるつけ麺が人気の「周月」は愛媛県松山市の人気店!
なんと香港・マカオでは12年連続でミシュランガイドに掲載されています。
筆者は油そばも好きです!
家系・二郎系
内田家

引用元:内田家 公式Instagramより
2021年にタイ初出展した「内田屋」のらーめんは九州家系ラーメン。
関東で学んだ横浜家系ラーメンを地元九州に持ち帰り、誕生したのが九州家系ラーメン。

引用元:内田家 公式Instagramより

引用元:内田家 公式Instagramより
麺屋 NARUTO
バンコクで二郎系ラーメンが食べられるお店「麺屋NARUTO」

引用元:麺屋NARUTO 公式Instagram
筆者は味噌ラーメンをよく食べます!
麺ターテイナーSHIN氏:バンコクラーメン界を牽引!
麺ターテイナー・ラーメンシェフのSHIN氏は福岡県出身の元お笑い芸人さんです。
2019年にタイへ移住、六九麺をはじめとしてバンコクのラーメン界に新しい風を吹き込んだラーメンシェフ。
2024年には「No Name Noodle」がタイ版のミシュランガイドのNEW セレクションに選ばれています!
NO NAME NOODLE

引用元:NO NAME NOODLE 公式Instagramより
1stブランド「No Name Noodle」は2024年、タイ版のミシュランガイドのNEW セレクションに選出されました!
予約制のお店なのですが、予約を取るのが本当に難しい・・・
前日から仕込み、朝5時から製麺、一番だしをとり・・・1日に提供できる数が約50杯と限られている貴重なラーメンです。

醤油そば 引用元:NO Name Noodle 公式Instagramより
※毎週日曜日9:00~その週の火曜日から金曜日までの予約がオンラインでできます。
THE SHOYU STAND

筆者撮影
2ndブランド「THE SHOYU STAND」はお母さんが福岡でやっていた屋台のラーメン屋を未来の屋台として表現したお店。

カプチーノヌードル(筆者撮影)
トリュフ香るカプチーノヌードルや醤油ラーメン、タイの暑さでもさっぱり食べられる冷やしラーメン。どれも斬新でおいしかったです!
2025年5月末、お店を構えるショッピング施設の改装により閉業。
新しい場所が見つかったら再開するとのこと。
新天地での再開、またおいしいラーメンが食べられることを祈っています!
Tsukesoba Sense By No Name Noodle

引用元:Sense By No Name Noodle 公式Instagramより
3rdブランドの「Sense By No Name Noodle」はウォークインスタイルのお店。
看板メニューは昆布水つけそば!
スープは醤油・塩・辛みそ・魚介などがあります。

引用元:Sense By No Name Noodle 公式Instagramより
14時からは限定10食の温かいラーメン<煮干し醤油ラーメン>も食べられます!
毎日食べても大丈夫!お財布に優しいラーメン店
8番らーめん

筆者撮影
タイ人にも大人気のファミリーラーメンレストラン「8番ラーメン」は石川県の人気ラーメンチェーン。
バンコクを中心に150店舗以上あり、地元の人が多く集まるショッピングモールに必ずお店があるイメージです。

8ちゃん麺83バーツ!(筆者撮影)
100バーツ台でラーメンでいろいろな味のラーメンが食べられるのが魅力的!
トムヤムクン味のラーメンもあるのでぜひ食べてみてください。
鶏そば 七星

引用元:Google map
千葉市に本店がある濃厚な鶏白湯ラーメンが人気の「鶏そば 七星」の魅力は味だけでなく、なんといってもお財布に優しい価格!!
定番のネギ鶏そばは125バーツ!
京都TORI HACHICKEN RAMEN

引用元:京都TORI HACHICKEN RAMEN 公式Instagramより
京都の老舗割烹料理店「八起庵」がタイで出店したラーメン店です。
醤油・ゆず塩・白湯・味噌味があり、お値段なんと99バーツから~!!
家族でも行きやすいラーメン店
irodori
ラーメンだけでなく唐揚げなどの定食メニューやソフトクリームなどのデザートも楽しめる「irodori」

名古屋まぜそば(筆者撮影)
筆者のオススメは名古屋名物の台湾式まぜそば。
甘辛く炒めた豚ミンチと極太麺がおいしい!

お子様ラーメン(筆者撮影)
お子様セットがあるのも子育て世代にはありがたい!

カフェ利用もできる!(筆者撮影)
濃厚なミルクソフトもおいしくて人気です。
らぁめん亭

らぁめん亭プレミアム(筆者撮影)
バンコク在住日本人が通う「らぁめん亭」は1983年創業の老舗ラーメン店。
ラーメンだけでなく町中華という感じでレバニラ炒め、餃子、チャーハンなど色々なメニューがあるのが嬉しい!

昔ながらの醤油ラーメン(筆者撮影)
EDO KITCHEN

筆者撮影
日本人の口に合うJapanese×Chineseのお店「EDO KITCHEN」
シンプルな醤油ラーメンや野菜いっぱいの五目麺、酸辣湯麺もおいしいですが、エビチリ、麻婆豆腐などの逸品料理もおいしい!

筆者撮影
店内にあるドラゴンボール好きの店主さんのフィギュアコレクションも必見です!
ラーメンダイニング・ラーメン居酒屋
ラーメンだけでなくお酒や一品料理も楽しみたい方にオススメのお店です。
紹介しているお店の中でも深夜2時頃まで営業しているお店があるので、飲み会帰りのラーメンに行くのも良し!
KENJI’S Ramen LAB / KENJI’s LAB
タイ版「料理の鉄人」の審査員を務める中山健次氏のお店。
「KENJI’S LAB」は創作和食の隠れ家ダイニングで、何を食べてもおいしい!
何を食べてもおいしいお店の作るラーメンは美味しいに決まっています!

筆者撮影
2024年12月に2店舗目の「KENJI’S Ramen LAB」をオープン。
塩・醤油・豚骨ベース+限定メニューもあり。
ラーメン専門店かと思いきやおつまみメニューも充実していておいしいと評判です。
新作創作ラーメン(数量限定)の情報は公式Instagramで要チェック!
住所: トンロー18と20の間にあるThararom2通り(トンロー)
〇KENJI’S Ramen LAB
住所:スクンビット55 72Court yard (トンロー)
Ramen Dining BASARA

引用元:Ramen Dining BASARA 公式Instagramより
シェフ池上正和氏による、ラーメンと日本酒、一品料理を楽しめる「Ramen Dining BASARA」
Signatureは香味醤油ラーメン・スペシャル(360バーツ)
のじ屋 ゆうし

引用元:のじ屋ゆうし 公式Instagramより
看板には山形ラーメンと北海道ラーメンとある「のじ屋ゆうし」ですが、その他20種類以上のラーメンが楽しめるラーメン居酒屋です。
深夜2:30まで営業しているので、仕事帰りの日本人のお客さんで賑わっています。

引用元:のじ屋ゆうし 公式Instagramより
野菜山盛りの「ゆう二郎らーめん」もボリューム満点で人気!
日本麺酒場 いちから

引用元:らーめん いちから 公式Instagramより
BTSプラカノン駅前・トンロー駅にある「日本麺酒場 いちから」のラーメンはなんと40種類以上!!その日の気分で好きなラーメンを選べるのって嬉しいですよね。
お酒もおつまみも種類豊富で仕事帰りの方に人気です。
ラーメン 味彩
ラーメンだけでなく、餃子、炒め料理などのアラカルトも充実している「ラーメン 味彩」

引用元:味彩 公式Instagramより
オススメは味彩式の家系ラーメン・特製醤油焼豚いろいろのせ(269バーツ)
2025年 私が今一番気になるラーメン店
筆者が最近気になっている完全予約制のラーメン店を紹介します。
Kataru
タイ人と日本人のラーメンシェフのお店「Kataru」は2024年4月のオープンから予約困難の人気店!

引用元:Google map
高級レストランのように食べる前にメニューと食べ方の紹介をしてくれるそうです。
メニューも定期的に更新されるので何度行っても楽しめる!

引用元:Kataru 公式Instagramより
写真:「冷静ラムラーメンと自家製メルゲーズ(ラムソーセージ)とスパイシーラムチョップ」
バンコクにいる間に予約を取って行ってみたいラーメン店ナンバー1です!
住所:エカマイ30
※Official LINEから予約
その他:日本から進出しているラーメン店
- 幸楽苑
- 大阪 王将
- らぁめん花月 嵐
- ちゃぶ屋とんこつらぁめん
- 九州じゃんがら
- ラーメン天洋
- 味噌麺 千蔵
バンコクでラーメンを楽しむコツとマナー
予約と混雑状況
バンコクの人気ラーメン店は、特にランチタイム(12:00-13:30)とディナータイム(18:00-20:00)は非常に混雑します。日本人駐在員が多いスクンビットエリアのラーメン店は、平日の夜や週末は特に待ち時間が発生することがあります。
基本的にはウォークインですが、完全予約制の人気店もあります。
支払い方法と価格
バンコクのラーメン店では、現金の他にクレジットカードや電子決済(Prompt Pay、TrueMoney Walletなど)が使えるお店が増えています。最近は街中の屋台でさえも電子決済(Prompt Pay)が主流になりつつあります。
価格帯は一般的に300-500バーツ(約1,200-2,000円)程度で、日本よりもやや高めです。これは材料にこだわりを持ち、多くの材料を日本から輸入しているためです。また、トッピングの追加は50-100バーツ程度が相場です。
多くの店舗では10%のサービス料と7%のVAT(付加価値税)が別途加算されることがあるため、メニューに表示されている価格よりも最終的な支払い額が高くなることを覚えておきましょう。
ラーメンの食べ方とローカルマナー
タイ人の中には、ラーメンの食べ方に慣れていない方も多くいます。日本人として当たり前に行っていた「すする」という行為が、周囲のタイ人から少し驚かれることもあるでしょう。特に「音を立てて食べる」という日本の文化はタイでは一般的ではなくマナー違反とされています。タイ人はレンゲやスプーンに乗せて食べている人がほとんどです。
また、「器を持ち上げる」ことも「食器に口をつける」こともマナー違反、NGとされているので気を付けましょう。
タイでは日本人として当たり前に行っていた行為が、周囲のタイ人から少し驚かれることもあるかもしれません。
また、タイのラーメン店では卓上に置かれる調味料が日本と少し異なります。一般的な醤油や七味の他に、タイ人向けにナンプラー(魚醤)やプリックポン(唐辛子パウダー)が置かれていることもあります。
多くのラーメン店では日本のように無料の水やお茶のサービスはありません。ペットボトルの水などのドリンクを必ず注文しましょう。
氷で食あたりになるかもしれないから氷は避けた方が無難・・・と旅行者の中では昔からよく言われていますが、タイは1年中暑い気候なので外にいるだけで暑く、冷たい飲み物が飲みたくなるはず。
私自身は、基本的に屋台ではない飲食店やショッピングモールでは過度に心配する必要はないと感じます。
心配な方は、道端にいるような屋台の氷は避ける、お店でも氷なしで注文するなどするのがいいでしょう。
現地在住者が教えるバンコクでのラーメン文化と楽しみ方
バンコクのラーメンイベント情報
バンコクでは定期的に日本食関連のイベントが開催されています。特に注目すべきは年に1-2回開催される「ジャパンエキスポ」などの日本食や日本の文化を楽しめるイベントです。
これらのイベントでも日本各地のラーメンや、普段バンコクでは食べられない地方の味を楽しむことができます。
自宅で作るインスタントラーメン事情
バンコクのスーパーマーケットでは、日本のインスタントラーメンも手に入ります。特に日系スーパー「フジスーパー」や「DON DON DONKI」では、日本のインスタントラーメンの種類が他のスーパーに比べて豊富です。
自宅でより本格的なラーメンを作りたい場合には、「フジスーパー」や「誠屋」(スクンビット49)で生麺や日本の調味料を購入するのがよいでしょう。
まとめ
バンコクでは日本の有名店がスクンビットの中心エリアに集中して出店しています。
日本食やラーメンが恋しくなった時、気軽に行けるラーメン屋さんがタイ・バンコクにはたくさんあります。
筆者は東京都出身ですが、東京に住んでいたころよりも有名店へのアクセスがしやすく、日本よりも行列に並ぶことなく有名店の美味しいラーメンを食べられるのが本当に嬉しいんです!
なんちゃって日本風ラーメンもまだ多くある中でも、タイで日本の美味しいラーメンを広めようとしている日本人、日本のラーメンが好きで始めたタイ人のお店も多くあります。
バンコクに旅行へ来た際にはタイ料理だけではなく、美味しいラーメンもぜひ食べに行ってみてください!